日々是平穏

黒辺あゆみの Official Blog

そう言えばのお知らせ

「タヌキと俺と、時々坊主」ですが、こないだの更新予定もとばしちゃいましたけど、

来週の更新もお休みして、今月は更新ナシにしようと思ってます。

いや、他の作業が立て込んでいるのでね……?


「タヌキ」は「百花宮」なんかと毛色の違う話なんで、自分としては同じ話ばっかり書き続けるという状態からのメンタル保持のために書いて行きたい作品ではあります。

ちょうど切りのいいところだったし、次は秋の話を書きたいしで、やっつけ仕事じゃなくって、ちゃんと長いエピソードにしたいので、もうちょっと落ち着いてから書こうと思います。

新キャラとかも出したいんだよぅ!

 

そんなわけで、よろしくです!

暑がりさんと、寒がりさん

我が家には暑がりと寒がりがいるんです。

暑がりは半袖に七分丈ズボンでウロウロしていて、一方寒がりな私はいまだにヒート系肌着を下に来ていたりする。

だって、朝が冷えるんですもの。

そして屋内にいると、案外寒いんですもの。

自分、脂肪分が少ない体型なんで、そのせいもあるだろうなぁ。

 

こう言うと、「痩せ体型、いいなぁ!」って思われるかもしれない。

けどね、生来の痩せも過酷よ?

なにせあばら骨が浮いているのがデフォなので、検診なんかで服を脱ぐと目立つのが嫌。

半袖になると腕の骨がゴツゴツしていて、見た目に不健康そう。

小さい頃の頃のあだ名に「ホネ」っていうのがあった。

などなど、エピソードはあるんですよ。

たぶん、太り気味で悩むのとやせっぽっちで悩むのは、同じだと思う。

一番いいのは、イイ感じにムチムチボディなことですよ!

羨ましいです、ムチムチさん。

人は忘れる生き物です。

そろそろ、「百花宮」の1,2巻あたりがどんな話だったか、忘れつつある。

「え、これどうだった?」っていうので、読み返すっていうの、結構多いんです。

 

これまでありがたいことに、単発書下ろしの本が続いたじゃないですか。

こういうのって、書き終わったら内容をスパッと忘れちゃうんですよね。

終わった仕事のことをずっと覚えておくのも、脳内のメモリがもったいないでしょ?

その現象が、「百花宮」でも起きているんですけど。

微妙に困るのが、こっちはまだ続刊中ってことですね。

だから初期と設定が微妙にすれ違ってて、「あれ?」っていうのが結構あります。

そういうのを、修正したり辻褄合わせしたりするんですよ。

でもね、自分的には辻褄合わせの作業が結構好きでして(笑)

なんだろう、元来が二次創作から物書きを始めたもので、こういうい隙間を埋めていく作業がすっごい好きなんですよ。

だいたいが二次創作って、こうした作者の意図しない設定の隙間に萌えることで、作品を生み出すものですしね!

もちろん、設定の誤差がない方がいいんでしょうけど。

なくすのって、かなり難しいっていうか、無理だと思います!

人間の脳みそって、そんなに完璧にできていないしね。

 

なもんで、もし「あれっ?」って不思議に思ったことがあっても、その内辻褄を合わせていくでしょうから、生暖かい目で見守ってもらえると嬉しいです!

「百花宮」4巻がいよいよ来週発売。

発売日が近付いて来た「百花宮のお掃除係」4巻ですが。

3巻よりも「待ってました!」というリアクションが多いのが、なんでだろう? って考えて。

ああそうか、3巻で「次巻に続く!」をやっちゃったからか! と遅まきながら気付いた作者です(笑)

いや、4巻の原稿が仕上がってから結構時間が経っているし、そのあたりの読者様とのタイムラグがね……?

 

それにしても、多分自分は原稿書くのに時間をかなり貰っちゃている作家だろうな、と自覚してます。

WEB原稿が十分にあって、それをちょっと手直しするだけで1巻のページ数が賄われる人は、たぶん次巻が出る間隔も短いんだと思う。

私はWEB原稿が少ないのを、書下ろしで賄っているのでね。

編集さん、お世話をかけてます!

でもこの書下ろしが多いっていうのも、読者様に楽しんでもらえている一因かと思ったりしています。

自分が書下ろしで本を出させてもらったのがそこそこあったからでしょうかね。

確かにWEBよりも編集とか校正の手が入る分、書籍の方が読みやすいんでしょうけど、どうしてもWEBを編集掲載しただけっていうのに、抵抗があるんですよ。

だって、せっかく本を買ってくださる読者様に、お得感が少なくない? っていう申し訳なさがね、どうしても消えない。

WEB版を読んでくれる読者さんもありがたい読者で、同時に書籍しか知らない読者さんもありがたい読者。

両方読んでくださる読者さんは、本当にありがたい読者!

全部を大事にする方法となると、「書き下ろすか!」ってなるのですよ。

 

てなわけで、今回もてんこもり書き下ろしてますんで。

っていうか、もはや半分以上を書き下ろすのが普通になってきました(笑)

みなさん、どうぞお楽しみにね!

 

kadokawabooks.jp

献本をいただきました!

今月発売の「百花宮お掃除係」の新刊の、見本誌が送られてきましたよ!


f:id:ayumikurobe:20210603164546j:image

 

表紙絵は事前にわかっていても、帯がつくとやっぱり雰囲気が変わりますね!

雨妹がより勇ましく見えてきて、「頑張れ雨妹!」って言いたくなる。

そして本が発売される前には、いつになってもソワソワするぜ。

「売れなかったらどうしよう?」とか、「売れますように!」とか、とにかく「売れろ!」って祈願するばかりです。

 

みなさん、よろしくね!