先日、こんなニュースを見まして。
私も強度近視ですが、近視歴をいうと、小学校~高校が眼鏡、大学からコンタクト、社会人になって眼鏡、という感じです。
コンタクトって、気軽に着脱できないのがネックですよね。
それに、最近「近視になってもレーシックすれば無問題じゃん?」みたいな風潮、ありませんか?
でもですね、眼鏡が際限なく視力を補ってくれないように。
レーシックだって際限なく手術できるはずながいと思うのですよ。
私はレーシックしたことないですけど。
それに人間の眼いうのは、機械の部品じゃないんだから。
不具合出たから削ってみよう、みたいな考えは怖いです。
だって、削ったら最後、増えないんだよ?
んで、冒頭の記事なんですが。
台湾では、視力のために一日二時間の外での活動を推進されているんですって。
ていうか他の本によると、そもそも海外の先進国には視力回復を診るための眼科があるらしいですよ。
この点、視力回復というと眼鏡くらいしか健康保険の範囲ではない日本って、遅れているらしいですよ。
私もドライアイとか飛蚊症とか、そもそも眼鏡を変えても視力が出なくなったとかで、視力回復に日々努めているんですが。
その経験とか、上の記事を読んでつくづく思うのは。
人体ってなんていい加減なんだろう、ということです。
昨今よく見る視力回復本で言われていることは、共通していまして。
人は眼ではなく、脳でモノを見ている、ということです。
けれど、同時に脳というのはいい加減にできていまして、かなり忘れっぽい。
どういうことかというと、まず視力が悪くなったら目の筋肉が弱る。
これは眼だけではなく、身体全般においても同じことですから、分かります。
筋トレして筋肉つけても、サボったらすぐ筋肉は落ちますよね。
ですがここで脳の問題が起こる。
筋肉が弱ってしまうと、脳は筋肉の使い方を忘れてしまうらしい。
いや、専門的に言えばもっと違う言い方があるでしょうけど、私みたいな素人の認識では、こうなります。
何故、目は一度視力が落ちると戻らない、と言われているか。
この脳の忘れっぽさが一因かと考えられるのです。
だから、そもそも筋肉を落とさず、意地する努力が大事ってことで。
だから外に出て遠くを見て、目の筋肉を動かそうというのが、一日二時間の外での活動を推奨に繋がるわけですね。
でも私の個人的経験でいうと、視力が悪化した後でも、外での活動は効果ありです。
度が弱くなってそろそろ変え時の眼鏡で、遠くを見ましょう。
この時強度近視の人は、遠くの見方どころか、両目で物体を見るというやり方自体を忘れていますから。
左右の眼と視認対象で三角形を描くイメージを維持しましょう。
最初は筋肉がガッチガチに凝り固まっていますから、当然ちっとも見えません。
けれど一生懸命見ようとすると、徐々に筋肉が動いて、景色が滲み始めます。
ええ、はっきりと見えるどころか、滲むんです。
これは筋肉が動かないせいで、目の中の循環が滞ているせいです。
「ああ、やっと循環しはじめた」と思いましょう。
それを乗り越えたら、一瞬バチッと景色が合う瞬間が出てきますから。
それにそもそも、目の運動をして遠くを懸命に見ようとすると、まずどこの筋肉が動くか知っていますか?
それは頬の筋肉。
頬から口角までが引き攣ります。
というのが、「見る」という動作は、眼球だけでするわけじゃあない。
顔全体の筋肉を使って、視力の調節をしているわけですよ。
引き攣っている筋肉は、「ああ、使っていなかったんだなぁ」と思いましょう。
そして当然、めっちゃ目とか顔の筋肉が痛みます。
筋肉痛ですね。
慣れてきたら、思い切って眼鏡なしの裸眼で散歩もアリです。
目の筋肉が限界に挑戦してくれますよ。
こうして、目の運動、外で遠くを見る、を繰り返すことが、高いお金を出して手術するよりもお手軽にできる方法でしょうか。
ちなみに私的には、目の運動で一番効果があったと感じたのは、いつか「ホンマでっかTV」で紹介された「ペンさし運動」ですね。
気になる人はググってみようね!
私としては、PC画面から顔までの距離が遠くなりました。
そしてドライアイが改善してきたかな。
みなさんも、目の健康に気を付けて!