私が感謝を表したいのは、もちろん読んでくださる読者でしょうかね。
読者がいないと成り立たないのが、作家ですから。
そんで、私の「好き」を潰さないでくれた家族。
オタクな私を否定しないでいてくれたから、ここまでこれたわけで。
あんまり「私らの時代はね……」的な話はしたくないんですが(苦笑)
ほんの十数年前は、本当に立場がなかったんですよ、オタクって人種は。
ウチの両親自身は特別に漫画とかゲームが好きだったんじゃないんですが、理解があったんでしょうね。
漫画を読みたがったりゲームをしたがったりするのに、特に怒られなかったですね。
「宿題しなさい!」とかも言われたかなぁ?
あ、でも私らの頃はそんなに小学生から宿題に厳しくなかったかも。
してなくても、学校でやっつけられる程度だった気がする。
そんで今にして思うのよ。
「駄目」って怒られると余計にしたくなるけど、「いつでもできる」と思うとそこまで執着しなくなるっていうか。
とにかく漫画やゲームのせいで生活リズムが狂ったとかいう覚えがないのよ。
子どもっていうか、人間なんてそんなもんですよね。
みなさんも、身近な人に「ありがとう」の気持ちを伝えることが照れ臭いかもしれないけど、己の中に見出してみてはいかが?