父方のお墓のあるお寺は、先祖代々というほどではないんですが。
祖父の代からお世話になっているお寺なんです。
どっかで言ったかな?
ウチ、朝鮮からの引き上げの家系なんで、先祖代々の土地ってものがないんですよね。
それはともかくとして。
そのお寺から、はがきに書かれたお札が郵送されてきまして。
いつも配達に来る郵便局のお兄さんから、「すごいですね!」って言われちゃいましたよ。
あ、ウチって店なんで、配達のお兄さんから手渡しなんですよね。
お札の写真は場所バレするので、あげられないのは残念ですが。
これが立派なお札!
コロナ退散祈願と書かれていました。
そうよね、最後にすがるのはここだよね、本当にお坊さんのお気持ちがありがたい……!
それに先日聞いたばっかりなんですが。
このお寺っていうのが元は修行僧のこもる御洞が始まりらしくて。
確かにお寺の看板? 石碑? に、○○洞という名前が付いているんですよね。
しかも、奈良時代の文献に名前が出ているという、ふっるいお寺でして。
確かに、観音様とかの年季の入りようは凄いと、いつも思ってたけど。
しかも場所がね、納得というか。
日本昔話のモデルだろっていうくらいに、山の中にポツンとあるお寺なんですよ。
山丸ごとお寺の土地っていうし。
うん、ぶっちゃけ御利益ありそう!
父の仏前に備えて、どうかコロナから守ってくださいと、毎日お祈りしています。