日々是平穏

こちらは黒辺あゆみが創作について語るブログです

政治的発言のアレコレ

芸能人の政治的発言が、色々な物議を呼んでいるみたいですが。

中には国会中継を見るのが趣味だとか、政治面を読み比べるのが好きという人もいるので、そういうのの延長線上で言う分はいいと思うんです。

けどね、政治発言も、義務ではなくて趣味の一環な気がするんですよ。

その趣味が流行になって、果ては発言しないと芸能人じゃない、みたいな空気は違うんじゃないですかね。

 

芸能人の政治的発言で、日本人にとってのきっかけはアメリカの歌手、ティラ―・スウィフトさんでしょうね。

でも、その彼女だって最初の発言をするのに、もの凄い葛藤があったそうですよ。

それだけ、自分の意見が世間に多大な影響を与えるという、恐怖を知っていた。

一方での日本での傾向は、それとはちょっと違う気がする。

軽いというか、先に言ったように流行なんですよ。

政治的発言を趣味って捉えるなら、流行ができるのはいいと思う。

けどそれがチェーンメールみたいになって、「アンタもなにか言いなさいよ」的な圧ができたら、それはもう強要になるわけで。

そういうのは、良くないと思う。

政治について考えるのは、良い事だし。

皆関心を持って選挙に行くようになれば、万々歳だ。

けれど、それと公になにか意見を述べなければいけない、というのは、別次元の話。

政治の勉強をするのと、政治的発言をするのとは、イコールではないはずなのだ。

 

しかも今回のは、コロナの影響で芸能人の活躍の場が無くなって、ヤキモキしている心の隙をつかれた感じになっているのがいやらしいというか。

嫌らしいと思うのは、私だけだろうか?

今の政府や首相に意見があるのは、まあいいとして。

それなら、フェアに戦ってほしいものだ。