時代って案外勢いで動くよねっていうのは、前にも語ったっけ?
それとも、ついったの方だったっけ?
まあどちらにしろ、今はその時代が動く時なんだろうな、ってことですよ。
特に今動いているのは、学校の始まり月問題か。
でも私思うのですよ。
9月初めになってのデメリットで挙げられているのって、全部「今までの流れでできていたのが、急に変えろって言われても面倒」っていうだけのデメリットな気がするのです。
もちろん、凄く大変なことだっていうのは分かりますよ?
けれど憲法改正における国民投票みたいに、なにか具体的なハードルがあるわけではなく。
あくまで、人間の「面倒」っていう壁だけなんですよ。
新卒の就職時期がズレるって、それなにか問題ですか?
そのブランクの間に人が足らなくなるなら、元々その会社に人が足りていないってことですよね?
「9月になったから」が根本問題じゃないことを、無理やりこの問題に紐づけてから「面倒ポイント」を増やすのって、どうなんだろうか?
やらない理由ていうのは、考えればいくらでも出てくるもの。
それより、やる理由の方を考えたい。
それに学校が4月始まりになったのは、なにか大変な基準ではなくて、戦争時にエイ! ってやっちゃったからだし。
そもそも4月年度初めなのも、「いいこと思い付いた!」という勢いからだし。
そう、両方ともに丁寧な議論の元で話し合われたわけではないのです。
そもそも、今のシステムを現実以上に神格化し過ぎっていうか。
有難いものだって思い過ぎな気がする。
なんか、アレに似ている
WindowsXPがいいOSだって思いこんじゃう問題。
長く使い過ぎたせいで、優秀なんだと誤解するっていうね。
世の中、変わらないものなんてないんですし。
今の子達が困っているんだから、変えることを大人が面倒がらずに、やってあげましょうよ!
「困っていない子たちもいるんだから、努力してそっちに合わせろよ」っていうのは暴論で。
変化は弱者のためにあるべきではないでしょうかね?