今使っているリップはもうちょいあるけど、秋色のリップが欲しくて近所のドラッグストアに買いに行ったんです。
でもその前に、今の自分にどんな色が合うのか、ちょっとネットで調べてからね。
なんてったって、そういう諸々の曲がり角にいますから!
特にリップの色は、若い頃に似合っていたイメージから更新しなきゃいけないらしいですね。
若い頃はどんな色だって若さでカバーできたけど、歳を重ねるとそのカバー力が落ちるらしい。
なるほど!
で、それはともかくとして。
検索して知ったんですけど、韓国発のティントリップっていうのが流行っているそうな。
これ、普通のリップよりも落ちないっていうのが人気の秘密。
落ちないのも当たり前で、普通のリップが顔料で作られているなら、ティントは染料で作られているのよ。
そう、唇を染めちゃうんです。
だから普通のクレンジングでは落ちにくく、専用のがあるとか。
これで、どうして人気かわかっちゃうよね。
動画とかで、すっぴんを晒すっていうのが未だに流行っているじゃん?
そういうので、ティントリップを付けていると、まだ染料が残って発色のいい唇を、「これ、すっぴんなんですぅ♪」って言えるわけだ。
あと、外で飲食をした時も、「リップが落ちちゃった♪」「素の唇でもキレイじゃん!」とかいう技が使える。
あざとい、あざといよティントリップ!
でも、気を付けるべきはその染料のあたり。
口に入っても安全な材料なのは当然ですけど。
それより、染料なんです、染まっちゃうんです。
それは、唇じゃなくてもです!
気合を入れた勝負服にうっかりティントリップがついちゃって、2,3日してクリーニングに出しても、
それ、たぶんもう落ちませんから!
だって、染料ってそういうものですし。
これ、実家が衣類のお手入れ関係の仕事をしているんで、知っとかなきゃ「あれ? なんでこれで落ちないの?」ってなるかも、って思いました。
でもこれ、唇の色素沈着とかの原因にならないの?
少なくとも、自分は使わないなぁ。
そう思って、結局ティントリップは避けたのでした。