作家として大事になってくるのが、筆の速さ。
自分は、比較的早い方だと思うのですがね。
でも昨今のweb出身作家さんって、トンデモナイ量をアップする方いらっしゃるではないですか。
どんな才能かと思うのですが。
よく考えると、人間がPC入力できる文章量なんて知れているわけで。
前にテレビでタイピングが早い選手権(?)みたいなのの優勝者を見たけど、あんな神業職人みたいなのは別モノ。
じゃあ我々一般人はどうするかというと、やっぱり睡眠時間を削って書いているんだろうなぁ……。
そして書籍化作家となると、今書いている作品がモノになるのか? っていうのが気になって来るわけで。
お仕事として書いている以上、できればお金になって欲しい! というのは人情。
そして無理っぽいとなったらキリ良く完結させて、次の新作に挑むっていうのがいいんだろう。
けどね、このあたりの線引きが難しい。
だって、一冊分をだいたい10万字くらいと考えて。
昨今の出版社は続けざまに数冊出したいから、そのくらいの分量の文字数を確保できている作品をとる傾向がある。
そう、超長編作を好むのよ。
このあたり、作家とのギャップがあるよねぇ。
モノになるか不明なまま50万字以上を書き続けるって、ある意味修行だよ……。
でも今は石橋を叩いて壊す勢いで渡るご時世。
確実性が欲しいんだろうなぁ。
でも自分、できるだけ睡眠時間は欲しいんですよ……。
このあたりのバランスって、難しいなりよ。