日々是平穏

こちらは黒辺あゆみが創作について語るブログです

自分探しというか

いや、別にスランプに陥っているわけではないんですよ。

書けば筆が進むんです。

ただ、己の方針が定まらないというか。

「これ、書いていて楽しいか?」っていう疑問が抜けないんです。

そんな時に出会った、この記事。

monokaki.ink

なんか、自分の悩みをズバッと言い当てられた記事でした。

「自分の好きなものの根っこの部分を探す」っていうのが、すごく「そうだよね!」ってなったんですよ。

 

これに沿って自分を見つめ直すと、自分の好みって昔っからコレなんだってことに気付く。

そして今の流行りになんとなく乗れないのが、「なるほど」って思う。

この納得感が欲しかったのよ。

流行に乗れないのって、「私が作家として下手くそだから?」って、やっぱり悩むじゃん?

そうじゃなくって、単に私の好みじゃなかったんだな。

好みじゃない話を書いていても、ただの作業になってつまらないし、だんだん苦痛になる。

この記事にも、「1作2作は書けたとしても、自分の内側にないものに頼って書き続けていくのは苦しい」ってあって、それがすごくわかる。

好きじゃないのを書くって、苦しかったんだって。

書いている内に好きになれるかと思ってがんばるんだけど、どれだけ経ってもそうでもないっていうのが、またね……。

 

なもんで、しばらく「なろう」とはちょっと距離を置こうかな、とか思ってます。

いや、「百花宮」は「なろう」でも連載するよ? もちろん!

ただ、「なろう」で作品を読むのはやめようかな、とかね。

自分の中に根っこは、あそこにはないってわかっちゃったからねぇ。

それに今の「なろう」って、書きたいもの、読ませたいものじゃなくって、書籍化してもらいやすそうなものの品評会になっているし。

たぶん「なろう」で開催される企画が、ことごとく流行の後追い作品ばっかりをサルベージしているせいだと思う。

真新しい作品が欲しいレーベルって、ここのところ自力で賞を開催して拾っているもんね……。

自分もそのことに気付いてからは、もっぱら賞巡りをやってます。

 

なわけで、新たな気持ちでがんばるよ!