なんのことかっていうと、テレワーク。
コロナで注目された働き方だけど、今までだってなかったわけじゃない。
なら、なんでこれまで進まなかったのか。
その原因が、粘土層な人々。
曰く、古い価値観に個室する人のことを、粘土層というのだそうな。
会社に来ることが仕事だという考えにハマって、会社に来ないとサボっている、つまりテレワークはサボりの言い訳だ、ってなるわけよね。
こうした粘土層も、上から命令されればコロッと考えを変えるらしいけど。
それよりももっと頑迷な人を岩盤層っていうそうで、上手い事言うね。
粘土層も岩盤層も、けどコロナ禍で強制テレワークになってしまったわけで。
そうなると「テレワークはサボりの口実」って言ってはいられない。
「あれ? テレワークありだな」ってなってきているのが、昨今の現状らしい。
つまり、粘土層も岩盤層も経験不足、未経験への恐怖が、古い考えに固執させるわけだ。
すなわち、古いって経験不足ってことなんだね。
古いっていうと、連想されるのが「伝統」って言葉だけど。
けど、伝統文化ってなにげに時代と共に変わっているものなんだよね。
とあるお菓子メーカーも、昔からのヒット商品って実はちょっとずつ時代に合わせて味を変えているって言っていたし。
だから、古い=伝統ではないのだ。
いい意味で使われる「古い」っていうのは、伝統を感じるっていうことで。
悪い意味で使われる「古い」っていうのは、頑固に変わらない古臭さがあるってことだね。
骨董なんてものがあるけど、あれも昔と今を比べて時代の移り変わりを楽しむもので。
昔と変わらないものを今でも使っていると、骨董とは言わない。
うん、アップデートがいつの時代も大事だってことか。
私も、古臭い作家だって言われないように、アップデートに勤めなきゃだな。