日々是平穏

こちらは黒辺あゆみが創作について語るブログです

なんだかな、と思うの。

今、どこでもトレンドに「ガースー」が入っているし、ワイドショーとかでも騒がれているけど。

なんだかな、なの。

これって、そんな議論しなきゃいけない話なの? って。

 

別に私はスガさん推しではないけど、この流れはモヤっとするな。

 

そもそも、ニコ生での話でしょう?

あそこでスガさんは官房長官の頃から「ガースー」呼びされていたわけで。

それで自らニコ生での放送を希望したってことは、ニコ生への理解が他の議員さんとかに比べて、ある程度あったんだと思う。

それでの「ガースー」ってことは、たぶんニコ生の自分のファン(?)に向けてのアピールだったわけだ。

 

そして「炎上」とか言われているけど。

いやいや、ネット民界隈だとsage進行、つまりディスりで話を盛り上げるのが基本。

つまり炎上とかじゃなくって、通常運行なわけだ、ニコ生的には。

それが、まるでこれがNHKでの放送だったみたいに、評論家の皆さんが語るから、変な空気になるわけで。

そもそも、誰からも批判されたくない、完璧な放送をしたかったら、完璧な台本を用意してNHKでやっている気がする。

 

そもそも、議論の方向性がおかしいっていうか。

スガさんは若者に政治にもっと参加してもらいたくて、ああいう放送に至ったんだと思うの。

そしてああいうニコ生みたいな場では、議論が上手く進んだかよりも、ネット民をきちんと相手をしたか、が大事なんだよね。

だからスガさんもお堅い台本じゃなくて、ある程度素が見えるような語り口調になった。

スガさんに構ってもらえたら、ニコ生で弾幕やったネット民は「よっしゃ」って思う。

そんで、「次、選挙行ってみよっかな?」とかなれば、大成功だ。

だから上手く失敗せずに話すことより、より一人でも多く構うことが大事。

それを数をこなそうとやっていたら、ついポロリも出てくるわけだ。

そんで、マスコミはそのポロリだけを拾い上げて、笑っているわけだ。

けど、スガさんの戦場はそこじゃなかった。

 

私的には、スガさんにニコ生を勧めた人って、けっこうやるなって思ったけどな。

まあ、考え方は人それぞれですけどね?

正義を振りかざして視野を狭くしたくないのであります。