ペン型マウスって、その名の通りペンの形をしたマウスのこと。
編集さんと、原稿のチェックでPDFのやり取りをすることがあるんですが、その書き込みがどうにもね、見やすくするのが難しい。
いっそペンみたいなマウスがないものか? って思うと。
あったんだね!
届いたのが、以下のような中身。
KKmoonという、ペン型マウスでは大手の中国のメーカーさんみたいですね。
マウス本体と、ペン立てと、USBコネクタと、それの変換機二種類。
コレが唯一Windows10に対応していたので、選びました。
Amazonさんでの購入だったので、まー悪口レビューが邪魔なこと(笑)
同じく興味が出たけどレビューが不安だって言う人のために、それを一個ずつ消していくと。
作りがオモチャみたいで安っぽい
中国製
クリックするとポイントがズレる
っていうのが、どの製品のレビューでも見受けられた。
まず、作りがオモチャっぽいというのは、そもそもがマウスっていうのがそういうものだと思います。
だいたい、マウスってのは消耗品だから、あんまり高価な材料では作っていないし、プラスチックを金属っぽく見せる塗装をするのがせいぜいだろう。
そして国内メーカーでも生産は中国。だから中国製だからって拒否る必要はナシ。
中国製を拒否ったら、パソコンなんて使えなくなるぞ?
そして、クリックしにくいというのは、小さくて軽いマウスの宿命である。
小さく軽いマウスは、握りを工夫してやらないとズレるよね。
だからこれも、このペン型マウス固有の問題ではないし、これも握りを工夫すれば問題解決だった。
さらに、マウスポインタの反応をWindouwsの設定から遅くしてやると、ズレもなくなる。
マウスって、反応が良すぎると逆に使いにくいと思います。
ただ、字を書くのは難しいよね。
でもそれはこのペン型マウスの問題っていうより、これがペンタブでも同じだと思う。
画面を見ながら文字を書くのはね、高度な技術ですよ。
慣れれればイケるのかもだけど、そこはテキスト入力って言う機能があるし。
結論として、何の問題もない製品です。
なんでコレをエレコムさんとかサンワさんとかが出してないんだろう?
って思ったら、昔はサンワさんにあったんですね。もう取り扱いが終わっているけど。
どうやらあまり売れ行きが良くなかったらしい。
けど、今になって必要性が上がってきた。
それは、コロナのせいでテレワークが推進されたから。
国外と比べて、日本でいかにそれまでテレワークしようっていう気概が会社になかったかって証拠よね(笑)
そして必要になったら国内メーカーにはなく、国内に拠点があるわけでもない中国メーカーのが売れていっていると。
この状況に国内メーカーもヤバいと思ったのか、
「テレワークにペンタブ使うと便利だよ!」
っていうページをチラホラ見たけど。
いやいや、PDFチェックごときにペンタブって、明らかにオーバースペック!
しかもペンタブのペンにはマウス機能がないから、マウスとの併用になる。
しかもペン先が消耗品で、替え芯がいる。
ちょっと無理がありますよ!
しかもなにより、高い!
私が買ったペン型マウスなんて、1,000円ちょいよ?
このペン型マウスを「もう知ってたよ!」という人には、ワタクシめも遅まきながら気付きました!
「え、知らなかった!」って言う人は、一度試してみる価値ありです!
なにせ安いので!
場所を取らないから、サブのノートパソコンのマウスで使ってもいいなぁ。