日々是平穏

こちらは黒辺あゆみが創作について語るブログです

お酒は楽しい、とは限らない

いつだったかのニュースで見たけど。

若い世代で今飲み会が嫌がられているけど、その理由としてお酒に酔って羽目を外したり、自分を失ったりする様子を他人に見せるのがイヤなんだという。

昔知り合いで、「私、初めてお酒を飲んで記憶を失くした!」とかっていう自慢をしていた人がいたけど。

いや、それ自慢することじゃあないっす、とかその時思ったことは置いておいて。

今ってなんでもかんでもSNSのネタにしちゃわれる時代じゃん?

たぶん、飲み会で酔っぱらったら「こんなんヤツがいる(笑)」とか書き込まれる、っていう恐怖があるんだろうなぁ。

そんで、実際に自分も写真付きじゃあなくても呟くかもしれない、もしくは仲良しはそんな呟きをする人だしっていう、実感があると見た。

まあ、だったら飲み会って楽しくないよねぇ。

SNSがない飲みニケーションで育った世代の方々は、たぶんこの恐怖が真にわからないんだろう。

「だって、お酒を飲むってそういうことで、羽目を外すのが楽しいんじゃん」って思っていそう。

けど若い世代だと、羽目を外した様子がネットで流出イコール、社会的信用を失うっていうことなんだろう。

 

そんな怖い思いをさせるくらいなら、「飲み会」にこだわることなくない?

自分だったら、ランチに勤務時間と位置付けてちょっといいお店で食事会、とかの方がいいなぁ。

だって、私お酒飲めない人だし、飲みの席の食事ってコッテリ系が多くてキツいことあるし。

昔は飲めない人は空気を読んで我慢して参加する、っていうのが常識だったのよ。

それが飲み会を拒否できるって、一歩前進だと思うけど。

お酒は楽しいと思える時に飲む、楽しくないなら飲まない。

それでいいじゃんね?