考えさせられる記事を読みまして。
「パクリ」と「オマージュ」って、ラノベ界隈でもしばし論争になるじゃないですか。
読者の捉え方次第な面もあるんだろうけど、作家として抱いてないといけないのが、コレなんじゃないかと思いまして。
まあ詳しくは、記事を読んでもらうとして。
作家は、新しいネタを見つけたら真似してみたくなるところはあるけれど、同時に「アイツの真似をしたんだろう?」とは絶対言われたくないという反発心も持っている、ていうことなんですよ。
漫画でも、なにかがヒットしたら似た作品が二、三作くらい連続で出て、そこそこ売れるっていう法則があるけど。
「100%真似じゃねぇぞ!」っていう気概を、どこまで出し切れているか? っていうことが大事なんだろうなぁ。
で、「パクリ」と「オマージュ」をどうやって分けるか?
それは、作家が「主語」をどう考えているか? ってことなのかな、って記事を読んで思った。
作家である「私が」ああなりたい、こうありたいと考えるか。
読者である「あなたが」こういう世界観を楽しめるようにと考えるのか。
「私が」だと、流行りに乗って人気者になりたいんだろうし。
「あなたが」だと、面白いネタに乗っかって、自分の世界観を届けたい。
この両者だと、「あなたが」の読者ファースト精神でいたいよね。
うむ、日々精進ですな。