前に、自分は三回目ワクチン接種を迷っている、みたいなことを述べたんですが。
最近、事情が変わった。
というのも、お国がGO TOイベントの参加条件に、三回目接種済みであることを盛り込む予定、ってニュースがあったじゃないですか。
別に自分はさほどこういうイベント好きでもなければ、旅欲求はそれほど強いわけでもないので、GO TOにはあまり興味がないんですけど。
いや、待てよ?
今後なにかの拍子に、三回目接種証明書が必要になる場合があったらどうする?
必要になった時に打てばいいと思っても、今でさえ三回目接種率って低いじゃん?
時間が経つと自治体もいつまでもたくさん接種会場を抱えておけないってなって、福岡市内までいかないとワクチン打てないよ、とかならないとも限らない。
そうなったら、「これならあの時さっさと打っておけばよかった」ってならないか?
っていうか、三回目を打っている人って、ほとんどそういう仕事上で必要だから、っていう人が多い気がするわ。
だから仕事の付き合いが関係ない世代の接種率が、あんまり伸びないのか。
なんか、納得。
とはいえ、自分の接種の出番は早くても5月の末、病院の検診とかあるから、それを考えると6月上旬になりそうなんですけどね。
健康不安だけを考えると必要性を感じなかったけど、「接種券をゲットしておきたい」っていう目的が見えたら、悩みが解決したぜ。
とはいえ、このワクチン接種についての報道とかに、思うところはある。
ワクチン接種さえすれば状況は改善するんだ、って言いすぎじゃないの?
たぶん、昨年秋頃の成功体験がそうさせているんだろうけど。
けど先だって国の機関が、とうとうコロナが空気感染するって認めたそうな、ってニュース記事で読んだ。
海外だと空気感染するってとっくに発表していたのに、何故か日本は飛沫と接触でしか感染しないんだ! って言い張ってた。
けどアメリカの対策センター調べだと、この飛沫と接触での感染っていうのはむしろ稀で、ほとんどが空気感染が経路なんだそう。
このあたり、日本の調査の仕方が甘かったってことだろうな。
疫病調査関連がいかに手薄なのかっていうのが、露呈した形ですね。
それでお医者さんが言うには、このアメリカさんの調査結果が事実と日本でも確認されたなら、空気感染の発表をしなかったせいで、感染予防対策のミスリードが発生していた懸念は否めない、とのことです。
つまり、消毒液やテーブルのアクリル板なんかは、あまり意味がなかった可能性が出て来たわけです。
空気感染なら、アクリル板を置いていてもノー換気なら、空気は同じものを吸っているわけですし。
今は無人で自分一人しかいない空間でも、その前に感染者がこの空間にいて空気が汚染されていたら、どんなに室内の物を消毒しても空気が換気されていなかったら空気感染するわけで。
一方で、人がまばらな屋外でのマスクはほぼ意味のない感染対策ってことになる。
換気の必要性をこれまでどれだけ説いていたか? っていうことですよ。
マスクとか消毒とかはやたらと言われたけど、換気っていうのはついでにちょろっとしか言われていない感はあるな。
そんなこんなを考えると、「コロナにかからないようにしよう」っていうのは、空気感染である以上無理ゲーな気がする。
むしろ、「コロナが目の前にあってもかからないような、丈夫な身体を作ろう!」が正解なんじゃないかなぁ?
この「コロナにかからない身体」っていうのは、「ワクチンを打とう」っていうのとイコールではない。
ワクチンを打ったって、元々の免疫力が貧弱だったら、90%免疫力が上がっても微増ですよ。
10の免疫力の人が90%アップなら90だけど、1の免疫力しかない人が90%アップしても9だよ?
まずはこの自前の免疫力を10、もっと頑張って20とかに上げる努力が、先じゃないかなぁ?
ワクチン打っても感染する場合って、たぶんこのあたりのことがある気がするわけですよ。
そんなことをつらつらと考えるわけですが。
ああ、またワクチン接種で熱を出すのかぁ。
今から憂鬱だぜ。