昨日の夕飯が焼肉だったんです。
美味しい、美味しかったんですけど。
そう、けど。
自分、焼肉って苦手だ。
あの脂っこさがね、年を経るごとに胃に負担を増していくのよ。
いや、瀬戸内寂聴さんみたいに、いくつになっても焼肉が大好き! っていう人もいるから、年齢じゃあないな。
単に、私の胃が焼肉が苦手なのよ。
もっと言えば、たぶん自分のペースで食べられない食事も、たぶん苦手。
これ、最近になって気が付いた事実だったりする。
これって原因は、私がお酒がダメな質だからだろうと推測する。
その象徴が、焼肉とか、冬だとお鍋。
こういうのをメニューに設定すると、お酒好きな人はやっぱり冷蔵庫からお酒を出してくる。
そしてメニューが「おかず」ではなく「つまみ」に設定されてしまうと、どうなるか。
ちびちび飲むお酒を飲み切るまで、ちびちびつまみ食いするという食卓になってしまうんですよ。
そして、お酒が飲める人には、お酒が飲めない人の気持ちはわからないものだと、これまでの人生でわかっている。
酒を飲まないのにちびちび食いに付き合わされることが、どれだけ時間の無駄に思えるかが、わからんのですよ。
だって、自分は酒飲んで気分がいい記憶しか残らないから。
酒を飲まずに酒飲みのちびちびに付き合った経験がないから。
これがね、「こっちは勝手に飲んでるだけだから、放っておいていいよ」なら、まあまだいいんですよ。
けど、ウチの酒飲み家族はとてもかまってちゃん。
そして後片づけを自分でさせた日には、水道代が爆上がりする不器用ちゃんでもある。
なので、色々をぐっと呑み込んで酒を飲む相手に付き合う間は、ある種の修行である。
こっちは早く米を食って片付けたいのに、ご飯を食べようとすると「もうご飯? なんでそんなにがっつくの?」とか言うのよ。
そうよね、アンタは酒飲んで気分がよくなったら「ご飯」って言えばご飯が出てきて、食べ終わったら「ごちそうさま」して自分の部屋に引っ込めばいいものね。
その後に片付ける人間は、それがあるからこうして待っているのよ。
……そんなストレスがたまるから、あんまりこういう焼肉とかお鍋とか系が苦手なんですよね。
だから家族が「焼肉食いたいから買ってきた、おごりだ」とか言っても、「え~!(はぁと)」じゃなくて「え~!(げんなり)」って正直、なる。
けどこちらも大人だから、それは心にぐっとしまって「ごちそうになります」って言って、大人しく相手が満足するのを待って暇している。
きっとこれはどこの家族もこうなんだよなぁ、とは思うんだけどね。
そんな愚痴日記でした(苦笑)