ダイソンのヒーターって、よくエアコンと電気代比較されてクソミソに言われているんだけど。
けど本当にエアコンって「暖房家電の中でも優等生!」なのかなぁ?
エアコンの欠点をまず挙げるなら、即効性に欠けること。
故にエアコンの効いた部屋に滞在しようと思うなら、10分前くらいに電源入れに行って放置、っていうことをやっちゃう。
そしてその間他の事をしていて20分経過……、なんてことになって、「ああ暖房費もったいない!」ってなるのよ。
ダイソンならば、それがない。
しかもエアコンは一度付けたら基本止められない、何故なら立ち上がりに馬鹿みたいに電気を使うから。
だから「30分程度席を外すのなら、つけっぱなしにしておきましょう」なのよ。
けどダイソンは立ち上がりもなにもないので、いつだってオンオフ自由。
このストレスはデカいよ。
あと、エアコンは「コンプレッサーが動いていない状態なら電気代は安い!」ってんで、「コンプレッサーなし」状態の電気代と比べられるのは、ちょっとズルいと思うの。
だって、コンプレッサー未作動、つまり「温風が出ないただのデカい扇風機状態」のエアコンだと、普通に寒くて他のヒーターをつけちゃわない?
そうなると、5、600Wくらいのヒーターとの併用で、普通にダイソンと同程度の消費電力になる。
そんで、「私ったら暖房二つ使いなんかして!」って、電気代ストレスがかかる。
それに、マンションとかの断熱性が高い建物ならともかく、一般的戸建てだと風通しがいいから、コンプレッサーが止まっている時間なんてそんなに長くない。
むしろ動いては止まってを繰り返して、ぬくさと寒さが交互にやって来るストレスだって酷い。
そんなことを考えてみるんだけど。
つまりあのネットの「ダイソンの電気代は高い!」攻撃は、「エアコン買い替えるより、ダイソンで済ませようぜ」っていう客を引き留めようとするメーカー側の意見なのかなぁ? って思ったのでした。