IT人材が必要だ!
子どもの内からプログラミングに親しませないと!
……っていうような大人の思惑で、現在子どもにタブレットを持たせ、PCを扱う授業を組み込んだりしているわけですが。
このプログラミング教育が始められる当初から、問題視されていたことが現実化しようとしているわけだ。
つまり、
プログラム教育エリートの子どもが就職する頃には、学んだプログラム教育が役立たずになっているかもしれない件
である。
だって、プログラマー業界って「定年30歳」って言われるくらいに、変化が激しくて長くは続かないっていうんだよ?
小学校に入学した7歳児が、高校卒業して就職するのに18歳と仮定する。
この十一年間で、ITの世界が全く変化しないとか、そんな夢物語ってある?
実際今ですら、Chat GPTでプログラミング組み立てをお願いできちゃうんだぞ?
プログラミング言語が必要な職種は、そうした大元を生み出す業界のほんの一握りにしか必要なくて、一般の会社では「いかにそうしたツールを上手く使うか」のスキルが必要になってくるわけだ。
そうなってくると、子どもの習い事って流行りものに乗るのは危ないな。
むしろ残る技術って、超アナログなものだけになるんじゃないの?
少なくともPC関連の技術だと、むしろ人間がやる作業は今後激減していくと思う。
なら例えば彫刻刀で造形とか、お絵かきとか、ポエム(!)とか、そういう「やること自体が面白いもの」の方が、ずっと有意義だろう。
それにアナログって、材料が百均とかで手に入るもの多いから、今時はお金を払って教室に通わなくても、YouTubeで学べるしな。
そんなことを考えたのでした。