日々是平穏

黒辺あゆみの Official Blog

これが田舎だよ

新聞の広告欄に載っていた、「小説すばる」での新連載っていうのが読んでみたくなって、本屋に探しに行ったんだけど。

普通に置いていなかった。

まだ発売日からそう日が経っていないのに棚にないってことは、そもそもがラインナップに入れていないってこと。

そうか、ココは小規模店舗の部類なのか、一応このあたりに数店舗チェーンであるのに。

確かに本屋なのに本置き場をガスっと減らして、デカい雑貨屋スペースやり始めたもんな。

小説新潮」の方は、前に近所のコンビニで見かけたことがあるんだけれどなぁ。

あっちは22日発売だから、新聞広告欄で中身をチェックして、月曜日にでもコンビニを覗きに行こう。

とりあえず、「小説すばる」はAmazonさんでお取り寄せとなりました。

けど、どうやら在庫を確保しておらず、版元から取り寄せるらしく、到着は次の次の月曜日。

Amazon本体での取り扱いでこれって、かなり遅いよね。

 

この文芸誌ってどこも電子化されていないっていうのが、いかに文芸界が電子書籍アレルギーなのかってわかるよね。

新聞ビューワーみたいな感じで電子で読めたら、田舎者がワンチャン求めて本屋巡りをしなくてよくなるんだぞ?

紙で刷った方が収入が安定する、っていう事情はあるんだろうけどさ。

でもそれで言うと、「そもそも元原稿を無料で晒すラノベ投稿サイトはどうなる?」って言う話なのよ。

つまり、文芸界にはこうした成功モデルがないんだよね。

そんでどこの文芸誌も、最初の一歩を踏み出す先駆者にはなりたくない。

誰かが成功した後で、それを真似したい。

小説家になろう」を真似て成功した「カクヨム」みたいにね。

それで言うと、一般文芸での投稿サイトの「ステキブンゲイ」は、この最初の一歩になれるかな?

 

まあとりあえず。

小説すばる」が届くの、なかなか遠いなぁ。