「百花宮」の原稿でこちらもストップしていましたけれど、余裕ができたので「秘密の花園」の翻訳もちょいちょいやっています。
次話の直訳をやっとこなしたので、ここから読みやすい文章にお直しです。
このお話は、会話部分はサクサクと進むんだけれど、背景描写部分の読みにくいこと。
まあこれは、英語と日本語の違いでもあるんだろうけれど。
作者が読者の存在をあまり気にしていない、っていうこともある気がするのよ。
自分の脳内で理解できていることは、読者にもコピペみたいに写し取られてるだろう、みたいな、根拠のない自信っていうのかなぁ?
特に、冒頭の読みにくさったらないよね。
登場人物に女が多いのに、固有名詞を使わずに全部を代名詞で済ませてしまうから、文章が「彼女」だらけのカオスになる。
これも、自分には全部どれが誰かを区別できているから、読者もわざわざ説明しなくてもわかるよね?っていう圧を感じるのよ。
(そのせいなのか、冒頭部分をバッサリとカットしている翻訳をよく見受けるのよ……)
まあ、そんな翻訳者としての苦情はこれくらいにして。
この翻訳版をpixivに載せたところ、自分で思ったよりも読まれているんだよねぇ。
人気作品に比べれば、PVも微々たるものなんだろうけれど、てっきりゼロ行進が続くかと思っていたので。
しかも、なかなかのページを進んだのに、まだメインヒーロー二人はちらりとも出てきていないというのに!
本当、逞しいよマリーちゃん……。
ってなわけで、近いうちに次話をアップできるように、頑張ります!