日々是平穏

黒辺あゆみの Official Blog

将来設計を考える

お店のことが、ある程度目途が立ってきた。

全然まだ済んでいないんだけれど、私の中では問題点がクリアになったってことで。

次はまた改めて、自分のことについて考えるわけだ。

 

今回店移転資金に充てたのは、そもそも私の自宅購入資金だったわけでして。

それをまた貯め直すことになった。

けど、ふとここで考えるのが、「私は将来どこに住む気なのか?」っていうことだ。

今回のゴタゴタでつくづく思ったのが、「独り者の年寄りの一人暮らしは危険」ということ。

同じ一人暮らしでも、近所に子どもが住んでいるとか、「他に家族はいるんだけれども一人で暮らしている」状態と、「そもそも家族はいなくて本当に独り者」というのとは、意味が違う。

そして私の将来は後者になる。

となると、老後の住まいで安心なのは老人ホームってことになるわけだ。

そうすると、今から土地を買ったり中古住宅を買ったりして、老人ホームに行くまでの期間、そこに何年住むことになるのか?

きっと長くても20年は住まないだろう、年齢的に考えると。

仮に住む期間を10年と考えて、持ち家の方が、万が一の時の家賃の資金繰りがない分安心だけれど、場合によっては賃貸もアリだろう。

けれど私が希望するエリアは田舎のわりに家賃が高くて、戸建て物件も少ない商業地区がほとんど。

となると、中古マンションも選択肢に入れておいてもいいだろう。

そこまで考えると、当初よりも貯めるべき住宅資金はぐっと安くなる。

安く済ませて、老人ホーム資金に充てた方がいいものね。

 

こんな風に逆算してお金の流れを考えると、現在使えるお金の金額も見えてくる。

計画性って大事よ、ホント。

人によっては「今から老人ホームの心配とか、アンタ何歳よ(笑)」とか言われそうだけれど。

自分の未来を考えてくれるのは、たとえ子どもがいたとしても、所詮自分しかいないんですよね。

そんな風に思うのでした。