ツイッターが「X」に変わるよ!
と言われて、結構経ったけれど。
アプリストアでの商品名と、ロゴが変わっただけで、アプリの中身は相変わらずツイッターなんだよね。
どうやらマスク氏のリップサービスに、ツイッター開発部の面々がついていけていない様子。
大変だね、中の人。
マスク氏は「ツイッターをスーパーアプリにする!」って唐突に言い出したけれど、後出し感はある。
専門家も、「派手なことを言って投資家を呼び込みたいんだろう」って言う意見が多いらしいし。
っていうか、ツイッターに決済機能がついても、その決済機能を使う気がしない。
だって、こんなトップの人の意見で中身がころころ変わるアプリでお金を扱うって、怖くない?
思うに、マスク氏のような人は、スタートアップのスピードが求められる会社だと、すごくはまるんだと思う。
けど、成熟した会社の熟成の方向を見極めよう、っていう段階には向かない人なんじゃないかなぁ?
ツイッターがまさにそう、既に形が出来上がっているアプリを、どういう風にアレンジするか?っていう段階じゃん、今。
なのにマスク氏がやっていることは、「まだ新しい会社だからなんだってやれる!」っていうスタートアップの段階と、同じことをやっているから、混乱するのよ。
テスラとかスペースXはそれでよかったから、その成功体験をツイッターに当てはめちゃったのかも。
マスク氏は「ツイッターを買う」っていう意見を一度取り下げようとした人だから、ひょっとして誰かに「お前に向いていないからやめとけ」って止められたのかもね。
けど本人はSNSとかでマスコミとかを散々煽ったから、引っ込みがつかなくなったとか。
まあ、想像だけれど。
実際、買収後がうまく行っているとは言いがたいんで、無理と思ったらとっとと手放してくれないかなぁ?
なんて、考えるのでした。