お店のお金の管理を、今度から私がするよっていうことになって、あらためてお金の流れを全部会計ソフトに打ち込んだ。
今まではこれを年末に貰った分だけを、現金管理のみでやっていたんだけれど、今度から通帳からちゃんと管理することにした。
時間がかかったけれど、パソコンぱこぱこ頑張ったよ!
そうすると、本来ならばお店のお金はちゃんと回っていたはずであることが、計算から発覚。
会計ソフトさんは、嘘をつかないのです。
ということは、母はお店のお金と自宅用のお金をごっちゃしにして、なおかつかなりのどんぶり勘定でお金を回していたことがわかった。
つまり、食費などに使い過ぎていたのよ。
となると、一度ちゃんとテコ入れしてお金の流れを正常化してやれば、店のお金はちゃんと回るということでもある。
だから「今月の売り上げ」で「今月の支払いをする」のではなく、「今月の売り上げ」で「来月の支払いをする」を基本方針とすればいい。
今までこういう自転車操業をしていたもんだから、お金がどれだけあるのかを把握できていなかったのよね。
今回のことでつくづく思ったのは、人は歳をとるとお金の管理能力が下がるっていうことだ。
母だって元々そんなどんぶり名人だったわけではなくて、お店のお金を40年間まわしてきたんだから。
これが歳をとるっていうことで、お金の計算ってそれだけ脳に負荷をかける作業だっていうことでもある。
私は将来ぼっち老人になることがほぼ確定しているわけで。
なら、今の内からどんぶり名人にならないで、ちゃんと毎月定額で生活する癖をつけておかないと、将来困るっていうことだ。
必要な支払いを引き落としにして、同じ金額で生活できていたら、難しいお金の計算はしなくて済むんだから。
こういうことも老後の備えなんだなと、母に学ばせてもらったわけです。
とりあえず、我が家の財政健全化を頑張るぞ!