視力を落とさない、できれば回復させたい!
……っていうのが、ここ数年の私の願いであり、日々色々と試しているんですけれど。
私が教科書としているのが、中川和宏氏の書籍なんです。
けど本をちゃんと読んだつもりでいても、数年越しに新しい発見があったりするんですよね。
発見というか、私がわかっていた風に思っていたことが、ちょっと違っていたということが発覚する、ということがある。
最近これで気付いたことが、「遠くが見えない理由」と「ものが二重に見える理由」だ。
自分は超近視なため、ものすごく近いところで右と左の視線が交差しているわけで、その交差点が、目のピントが合う個所。
その箇所がもうこれ以上遠くに動かない、というところが、私の視力の限界なわけだ。
これ、家で自分で調べることができるのよ。
まずはなにか紙を用意する。
広さというか、長さが必要になるけれど、超ド近眼は裸眼だとたぶん20センチでも十分に足りると思われる(笑)
その紙の真ん中に、線を一本描く。
それを目線の高さの真ん中にもってきて、線を目の前にまっすぐ伸びる形にして見ると、あら不思議、綺麗に二等辺三角形に見える……はずなのだ。
ちなみに私、最初は左斜め線しか見えなかったんだけれどさ。
これは右目が左線、左目が右線を作り出すので、つまり右目を全く使っていなかった、片目視状態だったということ。
ド近眼のくせに片目しか使わないって、どういうことなの私!
これは意識すればちゃんと三角形に見えるので、頑張って三角形を見よう。
そうして見えても、三角形の長さが10センチくらいしかいかないというド近眼ぶりよ。
つまり、それだけ眼球に角度がついているということでもあり、斜視状態であるわけだ。
私が斜視の見え方についてわかりやすかったのは、コレだったな。
うん、遠くっていうか、見たい真ん中の景色が見えないのは当然か。
なにせ両目の眼球は横ばっかり見ていて、真ん中の景色を見ていないんだからね(笑)
っていうか、確かに車のサイドミラーはめっちゃ見えるよ。
ところで、斜視をネット検索すると「手術するしか手はない!」的なことがずらりと出てくる。
けれど中川先生の本には、ちゃんとこれの対策も書いてあったのだ。
そんでここからは、私がやりやすいと思ったやり方だけれど。
真ん中に線が書いてある紙を目線の真ん中にキープしつつ、首をまず右に30℃ほど傾ける。
そして近くと、遠くの交差点をそれぞれゆっくり往復する。
中川先生曰く、遠くに10秒、近くに10秒静止するのを、三分続けるのだそうな。
そして、左にも傾けて、同じようにやる。
これで、傾けることで下に落ちようとする眼球をキープして、筋トレになるわけだ。
確かに、普段使っていない眼球の筋肉が凝るよ。
そんでこれをやると、二重にブレブレだった視界が、結構速攻で楽になる。
ぴっかりクリアな視界とはいかないけれど、二重になっているものが近付くだけで、視界ストレスが減る。
そうして若干クリアになった視界で、遠くと近くの視点移動をするという、ピントが合う個所を遠くにしていくための筋トレをすると、いいわけだ。
まだまだ頑張ろう、私!