昨日「百花宮のお掃除係」10巻が出まして、早速「読んだよ~♪」とばかりにXとかに感想をあげてくれる人がちらほらと見受けられたわけです。
その感想をパトロールしてからの、私の感想はというと。
よかった、今の所拒否反応は起きていない……!
あと、
あとがき初っ端で「これにて完結、じゃないからね!?」と念を押してよかった!
我ながら、綺麗に10巻を締めることができまして。
すると編集さんから「逆に、これで完結なんだと思われるのでは……?」と心配されたのであります(笑)
この10巻の内容は、WEB連載でちょいと拒否反応を見せる読者方がちらちらといた内容でして。
曰く、ダジャさんのエピソードに反感を覚えたのだそうな。
まあ私の作品のファンだと言ってくれる人は、ほとんどがサイレント読者だと自認しているので。
あの感想たちについては、半分は最初からそういう「イチャモン」をつけるつもりで読んでいた人たちなんだろう、とか考えています。
というのも、あの頃くらいから、ちょうど別の中華後宮系作品のアニメ化が発表されたりして、その関連でいろんな読者が流入したわけですよ。
そして読者方の中には、PV数がけっこういっている連載を貶して堕とすことで自分が偉くなった気になる、っていう人もいるしね……。
だって、本当に「これは合わないな」と思ったほとんどの人は、そっとブックマークを消して立ち去るのみ。
わざわざ感想に書き込んで自己主張なんて、しないわけですよ。
けど、作者としては「気にしないことだ」とわかっていても、心の片隅ではやっぱり少し気にするわけで。
なので初っ端の感想が「満足」というのが多くて、ホッとしたのですよ。
作者として後味の悪い終わり方にならないように、連載時もそれだけには気をつけましたよ。
「百花宮」のコンセプトは、各巻ごとのサブ主人公の成長と、それを見守るメイン主人公たる雨妹さんの大きな愛と暴走(?)ですから。
そんなわけで。
みなさんどうか10巻を買ってね!