正月三が日を過ごして以来、改めて同居家族との今後の付き合い方を真剣に考えるようになっている私です。
まあ具体的には、ぼちぼち話題に上がっている我が兄と「早く決別せねば!」と思っているんですけれども。
その決別のための資金を、今回実家店の移転資金につぎ込んだわけだけれどな!(涙)
けれど、私が兄をウザく感じるようになったのは、実はここ数年のこと。
もっと具体的に言えば、父が亡くなった後だったりする。
私は父が亡くなった後に残された母が、やはり多少はガックリ来ているのを見て、
「私がしっかりしないと、母まで続けて亡くしてしまう!」
という危機感を抱いたわけです。
だからこそ、気を張ったし、いつまでも同居しているからって親に甘えてはイカンと心を改めたし。
ちょうど仕事がうまく行くかの境目の時期だったこともあり、父の死に目を私の仕事での死に目にすまいと、がむしゃらに頑張った。
その時の私の頑張りのおかげで、今幸いにも飯の種を失わずにいられている。
一方で兄はというと。
自動的に父のポジションに自分が据えられると思ったらしく、亭主関白を気取って、家族をあごで使い出したわけだ。
自分を敬ってもらうことに異常に拘り、母が私を頼るのにも、「母さんは妹を贔屓しているから」という考えに至る始末。
いやいや、支払いやら役所関連やらを、全部私がやっているからだよ!
お前そういう手続き関連、嫌がっていかないだろうが!
その理由は、字が下手だから、人前で字を書きたくないから。
けどこういうイライラって、案外どこの家族にもあるみたいなんだよね。
どこぞで聞きかじったこと曰く、女は年と共に精神が成熟していくけれど、男はずっと変わらない、むしろ年と共に甘えん坊になっていく、のだそうな。
なんかわかる、兄は20代後半から30代くらいが、たぶん一番ウザくなかった。
サラリーマンが合わずに家に戻って来て数年引きこもりしていた時期も、今ほどはウザくなかった。
それはその時期、私もまた未熟者だったから、兄のことをとやかく言うような心持ちではなかったのだろう。
このイライラは、私がそれだけ成長できた証だと思えば、そう悪いものでもない……のか?
いやいや、やっぱりストレスかかるわ。
うん、がんばって独立資金を貯めようね。
それが一番のストレス対策だ。
なにかあっても、「私はいつだって出て行けるんだぜ!」っていう自信があるのって、大事なのよ。
今は貯金を使い果たして、その自信資金がないから、こんなにイライラするのよ、きっと。