日々是平穏

黒辺あゆみの Official Blog

気を付けようと思うこと

例のねこクラゲ氏の騒動は、まだ界隈では静まりそうにありませんが。

まあ、関わっているのが今絶頂期の作品だっただけにねぇ……。

けど自分なりに思うことがありまして。

それは「薬屋」の原作者とねこクラゲ氏が、かなりXで頻繁に絡んでいる様子だったんですよね。

一方で、もうひとつのコミカライズ作者である方とはさほど……っていう、この温度差はなに?っていうのが、結構言われてはいたんですよね。

その原因が発覚。

なんてことはない、原作者とねこクラゲ氏、同じ福岡県民だったのね。

九州民同士どころではなかった。

そしてニュースでねこクラゲ氏が南区って住所が出ているし、もし原作者が仮に福岡市周辺住まいであったとしたら、リア友である可能性があるのだ。

まあ、かくいう私も福岡県民ではあるけれど、私は熊本県の方が違い県境住まいで、福岡市方面はプチ旅行扱いの場所だったりする。

けれどお二人が同じ福岡市住まいだったなら、会ってお茶するのが頻繁にできる。

あくまで、仮にの話なのだけれども。

 

これになにを思うのかっていうと。

自分がアルファポリスの頃に担当さんから最初に言われていたことは、「くれぐれも挿絵担当と直に話を通さないでください」ということだったっけ。

作品を編集していい感じに仕上げるのは、あくまで出版社であり、作者が絵師に直に意見を通したら、それは同人誌と同じこと。

幸い、私は近所にいる絵師さんと組んだことはないし、SNSとかでキャッキャウフフと盛り上がる性格でもないし、やって精々Xアカウントをフォローする程度。

あと「締め切り前で辛い」ポストに、応援コメントを入れる程度か。

 

これで、原作者とねこクラゲ氏が表面上の付き合いでドライな関係だったならば、「まあ作品とは関係ない話よね」でファンも収まるだろう。

けれど、そう割り切るには両者はちょい絡み過ぎていた。

Xって文字面だし、そもそもどちらがより積極的にコミュニケーションを得ようとしていたのかは、定かではないのだけれど。

仮にご近所さんでリアルでもそこそこ交流ができてしまうと、SNSでも無視っていう選択肢がなくなるんだよね……。

その一方で、もう一人のコミカライズ作者との方が、実は適正な関係性だったんだろう。

そう思うと、最初にアルファポリス担当さんから言われた「絵師との距離感」は、大事なことなんだなぁ、と実感するわけで。

あくまで仕事相手であるべきで、仲良しグループになるべきではない。

アルファポリスはそのあたり、ちゃんと作者を教育してくれたんだなぁ、ありがたい。

 

そんなことを思った本日なのでした。

距離感って大事だよ。