諸事情により、当初の執筆スケジュールに余裕ができたんですよ。
なもんで、ちょっと色々できる時間がある。
それで、結構以前から気になっていた「プロット作成ツール」というものを、色々といじってみたんですよ。
自分なりのプロットのテンプレはあるんだけれど、こういう執筆ツールを使うと、もっと楽になるものなのか?
そう思って、ストーリープロッターとか、他にもそれ系のを覗いてみたんだけれどさ。
どれもこれも細けぇな!?
いや、これは人によるのかも。
作家さんによっては、完璧主義者というか、設定に穴がないくらいに埋めてからでないと、前に進めないという人だっている。
このプロットツールは、そういう人のための支援ツールなのかも。
確かに膨大な自己チェック項目を全部書き出すのは大変だし、それをテンプレとして提供してくれるのは楽だろう。
一方で、私はそこのところはアバウトなタイプ。
こんなにがんじがらめにされちゃったら、逆になにもできなくなっちゃう。
それにキャラが物語を動かしていく方でもあるので、キャラクターシートみたいなのはありがたいかなと思うけれど。
どれも、私が欲しいのとはちょい違うんだよなぁ。
それを独自に項目設定するくらいなら、今Wordでやっているので十分かな、とか思う。
プロットって、「自分の頭の中のイメージをどこまで文章化するか?」っていう問題でもある。
その文章化の方向性が、その人の作品傾向なんだろう。
それを文章化するのに、「大事なのはそこか?」って引っ掛かっちゃったら、プロット作りが疲れるだけの代物となる。
つまり、やっぱり「自分なりに」っていうのがいいんだろうなぁ。
色々やってみた結果、そういう結論に至ったわけでした。