私、これまで結構なテレビっ子だったんですよ。
毎週録画していた番組もあって、それを夜寝る前に観るのが日課だった。
けれど去年モーレツ原稿モードになった時、「とりあえず時間を捻出だ!」と思い立ち、テレビ録画チェックを一旦やめたのね。
そこから、気になる番組は録画してはいるけれど、それを「観たい!」とならない。
面倒でもう寝ちゃうんだ。
これ、たぶんストレスでのぷち鬱状態なのかもなぁ、って自分でも思う。
そりゃそうか、去年一年間、かなりのストレス超過状態だったし。
リアルに「私がなんとかするしかない」状態で、一人で我が家の危機と戦ったんだよ。
それでなんともないなんて、そんな超人じゃあないのよ、私だってさ。
それに鬱っていうとすんごい悪いみたいに聞こえるけれど、要するに充電不足のスリープモードなんだよね。
人間には急速充電機能なんてないから、ゆっくり充電していくしかないわけだ。
連載とか原稿書くのが辛いとかは一切ないので、やっぱりストレスの原因は実家のアレコレだな。
あと、去年そんなんだったから、緊縮財政モードを発動して、家族にもとにかく無駄な買い物をしないようにと、口を酸っぱく言ってきたわけだ。
私だって当然、無駄に千円札を崩さないようにと、とにかく節約の鬼と化した。
その緊縮財政モードも、今年に入って解いてもよさそうな経済状況になった。
けれどね、一度ケチモードに入ったら、これまで「もったいない!」対象だった贅沢品を買うのが、逆にストレスになってくるっていうパターンに陥る。
イカンよ、節約とケチは違うんだから。
目的のためにするのが節約で、目的はなくて単に金に渋いだけなのがケチ。
近所の自然派パン屋さんで美味しいパンを買ったり、ケーキ屋さんでケーキを買うのを許そう、自分!
お金はデカく貯めて、小さく使っていこうぜ。
本当に、去年一年間の異常事態の後遺症は、なかなかに長引きそうです。