日々是平穏

黒辺あゆみの Official Blog

ちゃんと症状名があったよ

最近「スペクトラム系の人に優しい社会になろうよ」という働きかけをする講演会とか、本とかをよく見かけるわけですが。

その家族にも優しくしてよ、とか思うわけですよ。

特にスペクトラムは、病院で診断されていない隠れの人が多いですし。

その上無駄に口が強いせいで「発言力のあるデキる大人」に見えてしまうから、家族が苦労していたとしても、他人からは「頼りがいのある人じゃあないのぉ!」って言われてしまうのよ。

この世間とのギャップのモヤモヤ、ちゃんと名前がついていたんだってばよ。

osakamental.com

これ、まさしくコレですよ、私!

なんか、症状名があるっていうだけで、世間が私の苦労をわかってくれていると思えて、ちょっと肩の力が抜ける気がする。

私も兄と面と向かっていると情緒不安定になる自覚があるから、極力顔を合わせないようにしたいし。

食事とかで相対する必要がある時は、

「あの人はファミレスの隣の席の人、隣の席の人の会話に突っ込みなんていれないよね?」

とかってメンタルコントロールをしていたりする。

コントロール不可能な暴走列車を何とかしようと思っちゃダメ、どうやって逃げるかを考えなきゃ。

この考え方は正しかったんだと、改めてわかってホッとするわ。

そもそも、この兄と今後の人生を切り離すために、実家店の移転に貯金をつぎ込んだんだしな。

将来のストレスの素をお金で解決しましたとも。

 

病名がついているんだから、「私は元気、平気!」とか考えないで、自分をヨシヨシしてやりながら、ぼちぼちやっていこうかね。